税務署の査察

昨日我が社に税務署の査察が入り、会計事務所の方たちと一緒に対応しました。別に悪いことをして強制捜査を受けたわけではなく、数年に一回は行われる通常の査察で、調査官の人の結論も「今のところ特段の問題は見つかりません」でした。

当社の業務は地方では行っているところがほとんどなく、地元の税務署の係官の人たちにも「ビジネスのイメージがつかめない」そうで、まず一体、どのようなビジネスなのかの質問に非常に多くの時間をとられました。

しかも当社は複数の業態を持っていますから、余計に時間がかかったようです。

そして税務署の方は、国際協力にかかわる国の仕事の手続きのややこしさ、アフィリエイトの業務の膨大なデータ量などに驚かれていたようです。

当社の場合、大きな設備投資など、目立った支出はありませんから、調べられたのはもっぱら収入の方でした。ポイントとしては、収入がきちんとつけられているか、そしてその経理が適切になされているか、というあたりにあったように思います。

一点だけ指摘されたのが、領収書の綴りが同時に複数使われていることがあり、「統一して時系列的に綴りを使わないと、隠しているのかと誤解を受け易いですよ」でした。