新しいアイデアは「すぐ検討」より「すぐ検証」

日経トップリーダーは通販の定期購読でないと読めない雑誌ですが、結構面白い記事が多いので読んでいます。以前は自分で購読していましたが、最近はちょっとせこく、他の人が読み終わったのを見せてもらっていますが。

さて、日経トップリーダーの今年の1月号に「敗者の錯覚」という記事の最終回として、

すぐ「検討」しても勝てない
すぐ「検証」しないとダメ

ということが書いてありました。ここで言う検討とは「あれこれ調べ考えること」で、検証とは「行動を起こし事実を確認すること」だそうです。

記事は、基本的には日本の大企業の慎重すぎる文化について書いてあるようですが、この考え方は起業しようとする人、起業したばかりの人にも当てはまるように思います。

何かの新商品とか、新技術とか、新サービスとか、アイデアが浮かんだとき、すぐに市場に出してまず検証してみる。商品化するかどうかの検討をしていたのでは遅い、という指摘ですね。

我が社のモットーの一つが「迷わない」です。思いついたら即実行。できるかどうかとか、売れるかどうかはあまり考えません。そして、次から次へとそれを繰り出します。

もちろん、いちいち多額の設備投資が必要なことはそれほどできるわけはありませんが、現在は商品の流通や情報発信に、ほとんど無料に近いローコストで利用できるインターネットがあります。インターネットを使えば、いわゆるPDSサイクルをものすごく短くすることができます。