会計ソフト(弥生会計)の消費税率変更

現在当社では弥生会計を使っています。使っているバージョンは2006年版。すでに、新たなバージョンアップの対象にすらならない古いバージョンですが、利用に何の不都合もないので、今まで更新をせずにやって来ました。

もちろん2014年度からは消費税率が変更になります。さて弥生会計でどのように消費税率の変更に対応したら良いのか。我が社は2月締めで決算を行いますから、来年度は年度途中に消費税率の変更が行われますから、これまたややこしい。

ところが、弥生会計2006年版は、自動計算してくれる消費税率が5%に固定されており、2014年4月からの8%、そしてその後の10%には対応していません。恐ろしいことに、消費税率の設定を変更することすらできないのです。

では、新たなバージョンの弥生会計を導入するか?消費税率が変更になるという理由だけで、数万円も新たに支払うのはばかばかしいしですし、これまた恐ろしいことに、最新の弥生会計を導入しても、2006年版のデータはインポートができない!?そうなのです。

調べてみると、どうやら消費税の計算を自動にせず、メニューから経理方式を「税抜」にして、さらに「別記入力」を選択すれば、消費税率に関わらず消費税額の入力ができることがわかりました。

無論、税抜きの価格と消費税額とを手動で入力する必要がありますが、消費税率の変更に伴い、多くの商店やサービスでは、税抜き価格を表示してくれるようになると思いますから、それを書き写せばOKのはず。

会計ソフト会社の強欲には負けたくないですからね。

ただし、弥生会計自体は使いやすいシステムです。更新ではなく、新規であれば弥生会計の使用はお勧めできます。実際に試して見たい人は弥生会計体験版のダウンロードへどうぞ。