東京の貸し会議室

当社では東京の貸し会議室、特に公共の会議室をよく利用します。セミナー会場として使うためですが、会議室を探したり予約したりが結構大変。民間の設備の良い会議室は利用料が高価で、参加費が安いセミナーでは赤字になってしまいます。一方公共・公営の会議室は混んでいてなかなか取れません。

公共の会議室と民間の会議室

調べてみましたが、貸し会議室には民間が営利目的で管理するものと、公共の会議室、つまり公的法人が管理するもの、役所や関連団体が管理するものがあります。東京だと民間企業が運営する設備の整った会議室が圧倒的多数です。その一方、中小企業向けの会議室を東京都が提供している公共の会議室も数箇所あります。

営利目的で運営されている貸し会議室はもちろん申し込みしてお金さえ払えば、誰でも利用ができます。公的法人が運営するものの中には、非営利団体など一定の条件を満たさないと利用できない会議室や、あるいは営利団体が使うと値段が割高になる会議室があります。役所などが運営する会議室は、中小企業支援などを目的に開放されているところが多く、比較的安価で場所が良いのですが、自ら、あるいは関連団体のイベントで塞がっていたり、施設が古かったりします。また東京都の運営する施設だと、東京都の企業が優先、などの条件もあります。

インターネット接続(LAN接続)が必要な場合にはさらに選択肢は狭まります。公共・公営の施設ではインターネット接続を安価に提供できる会議室はほとんど見当たりません。LANを使おうとすると民間の会議室に頼るしかありませんが、ホテルの会議室や、会議専門のビルなどで使用料が1日あたり5万円以上が普通になってしまいます。

そのような場合には民間の教室をやっているようなところが、貸し会議室として開放されているケースがあり、比較的利用しやすい値段設定です。もちろん最新の設備、美しいロビー、飲食のサービス、などは期待できませんが。

また非営利団体のみに無料あるいは安価で会議室を貸し出す公共機関もあるようなので、調べてみると良いでしょう。