収入印紙 購入はチケットショップで

収入印紙の購入はどこでするのがお得?

契約書や領収書に貼らなければならない収入印紙の金額も、年間合計するとバカにならないもの。まとまった金額の契約ともなれば、万円単位の収入印紙が必要になりますし。

そこで考えたいのが、収入印紙の購入を郵便局などではなく、チケットショップですること。

収入印紙購入をチケットショップでするメリット

チケットショップで収入印紙を購入することのメリットは二つ。

まず、郵便局などで収入印紙を購入するよりも、チケットショップで収入印紙を購入する方が安い。もちろんこれが第一のメリットです。

第二のメリットは、チケットショップで販売されている収入印紙の代金には、消費税が加算されていること。郵便局などで直接収入印紙を購入する場合は「税(印紙税ですね)を直接支払う」ことになりますから、支払う税に消費税は加算されていません。

それがチケットショップで購入する収入印紙だと「収入印紙という商品を購入する」ことになり、収入印紙の価格に消費税が加算されています。ですからチケットショップで購入する収入印紙代金に含まれる消費税は、当然自社が受け取った消費税と相殺ができることになります。

こうしてチケットショップで収入印紙を購入すれば、2重に経費節減になります。

ただし、あまり高額な額面の収入印紙はチケットショップにない可能性が高いそうです。

節税はほどほどに キャッシュの確保の方が重要

ビジネスをやっていると、苦労して出した利益をごっそり税金に持って行かれるのは腹が立つもの。多くの人は節税を考えます。我が社も事情は同じ。でも、節税はほどほどにしておきましょう。

帳簿の操作などの違法行為をしての節税は論外ですが、節税のために支出を増やすのはやめましょう。不要不急のものを購入したり、飲食に使ったりすると、実際に減るのは税金だけでなく、いざという時に使えるキャッシュです。

キャッシュが不足すると、今度は余分なコスト(利子など)を払って、借りたりしなければいけなくなります。そうでなくても、我が社は取締役の報酬を何ヶ月も未払いにしたことが実際にありました。結局キャッシュ不足は自分の首を絞めます。

また、いったん税金を支払ってしまった後のお金は、会社で自由にして良いお金です。新たな投資に使う原資にもなります。借金の返済に充てれば、財務も改善し、利子負担も軽くなります。社内に蓄積しておけば、いざという時の保険代わりにもなります。

下手に節税策を考えて後にキャッシュ不足に泣くよりも、税金をドカンと支払ってでも、自由になるキャッシュを手元においておくことの方がずっと重要だと身にしみて感じています。